プラチナのジュエリー利用

貴金属 プラチナ

 

プラチナが近代までジュエリーに利用されなかったのには理由があります。

 

それは、高い融点を持つ物質だったからです。

 

溶けない金属で加工が難しいと、やっかい視されていたんです。

 

加工できるようになった転換点は、1,900年ごろにドイツ人のヘラウスがプラチナの新しい溶解法を確立してからになります。

 

それによってプラチナ加工は広がっていきました。

 

また新溶解法の確立と同時期に、宝石店のカルティエの3代目のルイ・カルティエがジュエリーに本格的にプラチナを使うようになったからです。

 

カルティエのプラチナ利用で注目されたのは、ダイヤモンドを中心とする宝石を留める爪に使ったことでした。

 

それ以前までは、ジュエリー利用できる白い貴金属といえば銀でした。

 

しかし、銀は時間経過とともに表面が黒ずんでしまうという特徴があったんです。

 

これは、銀が空気中にある硫黄分と反応して、表面が硫化銀に変化するためです。

 

銀の表面が黒くなってしまうと、ジュエリーの美しさが大幅に損なわれてしまいます。

 

プラチナは、他の物質と反応しない安定した物質なので、ジュエリーに利用しても変化して美を損なうことがありません。

 

また、銀に比べてみてもプラチナの方が強靭性が高いことも特徴です。

 

強靭ゆえに銀よりも細かい爪で宝石を留めることができます。

 

これにより、宝石の輝きを損なうことなく宝石を留めることができるようになりました。

 

プラチナの登場により、ジュエリーの新素材としての大きな立場を確立していったということです。

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